GFK2024
GO FOR KOGEI 2024 くらしと工芸、アートにおける哲学的なもの
2024.07.10

くらしと工芸、アートにおける哲学的なもの
GO FOR KOGEI 2024 では、アルチザン、 クラフトマン、デザイナー、アー ティストが集まり、素材、法、用途、表現といった近代工芸の特徴に改めて着目して、今日の多様な工芸と隣接するアートを紹介します。会場は、昨年からの継続となる岩瀬エリア(富山市)に、新たに金沢市の東山を加えて、二つのエリアで開催します。美術館のようなニュートラルな場所とは異なり、伝統的な町並みが残る両エリアでは、昔ながらの暮らしが営まれています。そこに今日的な工芸、アートを差し込むことで、普段とは異なるまちの姿を見せることができるでしょう。
岩瀬エリアでは、町並みや風景を生かしたサイトスペシフィックな作品を展示し、地元の日本酒や食などを楽しめる場所と共に、ゆったりした旅の気分を味わうことができます。また、東山エリアでは、作品展示のほか2021年に実施した「工芸×デザイン 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿」をもとに発展させた、「もの」と「こと」が織りなすイベントを開催し、「工芸、アートにおける哲学的なもの」と言える深みを提示していきます。
これらの体験を通して、現代の生活における工芸とアートの新たな意味と価値をつかみ取ることができるでしょう。暮らしの中の、光、雨、匂い、音など、雑多な時間の中に存在する工芸は、単なる装飾物を超えて
まちに溶け込み、社会と関わりを持つ事物として現れて、新たな価値と意味を加えていきます。
秋元雄史(総合監修・キュレーター)
みどころ
総勢37名による工芸、アートの広がりと深みを紹介
GO FOR KOGEI 2024では、アルチザンやクラフトマン、デザイナー、アーティストなど、これまで以上に多様な背景を持つ15名+4組(総勢37名)が参加し、「工芸やアートにおける哲学的なもの」と言える深みを提
示していきます。
食、工芸、アートが織りなす特別な時間と空間
岩瀬エリアでは、GO FOR KOGEI がこれまで取り組んできた、町並みや風景を生かしたサイトスペシフィックな作品展示をさらに深化させ、地域の食文化や暮らしと、工芸、アートが溶け込む特別な時間と空間を
提示します。
工芸を「つかう」「触れる」多様な価値の提案
東山エリアでは、「もの」と「こと」が織りなす5つのプロジェクトを展開します。工芸のもつ実用性や身体性、その背後にある歴史文化や自然環境、地域性など、多様な価値を体感いただけます。
GO FOR KOGEI 2024 では、アルチザン、 クラフトマン、デザイナー、アー ティストが集まり、素材、法、用途、表現といった近代工芸の特徴に改めて着目して、今日の多様な工芸と隣接するアートを紹介します。会場は、昨年からの継続となる岩瀬エリア(富山市)に、新たに金沢市の東山を加えて、二つのエリアで開催します。美術館のようなニュートラルな場所とは異なり、伝統的な町並みが残る両エリアでは、昔ながらの暮らしが営まれています。そこに今日的な工芸、アートを差し込むことで、普段とは異なるまちの姿を見せることができるでしょう。
岩瀬エリアでは、町並みや風景を生かしたサイトスペシフィックな作品を展示し、地元の日本酒や食などを楽しめる場所と共に、ゆったりした旅の気分を味わうことができます。また、東山エリアでは、作品展示のほか2021年に実施した「工芸×デザイン 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿」をもとに発展させた、「もの」と「こと」が織りなすイベントを開催し、「工芸、アートにおける哲学的なもの」と言える深みを提示していきます。
これらの体験を通して、現代の生活における工芸とアートの新たな意味と価値をつかみ取ることができるでしょう。暮らしの中の、光、雨、匂い、音など、雑多な時間の中に存在する工芸は、単なる装飾物を超えて
まちに溶け込み、社会と関わりを持つ事物として現れて、新たな価値と意味を加えていきます。
秋元雄史(総合監修・キュレーター)
みどころ
総勢37名による工芸、アートの広がりと深みを紹介
GO FOR KOGEI 2024では、アルチザンやクラフトマン、デザイナー、アーティストなど、これまで以上に多様な背景を持つ15名+4組(総勢37名)が参加し、「工芸やアートにおける哲学的なもの」と言える深みを提
示していきます。
食、工芸、アートが織りなす特別な時間と空間
岩瀬エリアでは、GO FOR KOGEI がこれまで取り組んできた、町並みや風景を生かしたサイトスペシフィックな作品展示をさらに深化させ、地域の食文化や暮らしと、工芸、アートが溶け込む特別な時間と空間を
提示します。
工芸を「つかう」「触れる」多様な価値の提案
東山エリアでは、「もの」と「こと」が織りなす5つのプロジェクトを展開します。工芸のもつ実用性や身体性、その背後にある歴史文化や自然環境、地域性など、多様な価値を体感いただけます。
Outline
GO FOR KOGEI 2024 くらしと工芸、アートにおける哲学的なもの
テーマ
くらしと工芸、アートにおける哲学的なもの
会期
2024年9月14日(土)‒10月20日(日)[37日間]
時間
10:00-16:30(最終入場16:00)
会場
富山県富山市(岩瀬エリア)、石川県金沢市(東山エリア)
休場日
沙石(火曜)、SKLo(水曜)ほか会期中無休
アーティスト
赤木明登×大谷桃子、石渡結、磯谷博史、伊能一三、岩崎努、岩村遠、柿沼康二、 川合優×塚本美樹、サリーナー・サッタポン、澤田健勝、釋永岳、五月女晴佳、竹俣勇壱×鬼木孝一郎、 舘鼻則孝、外山和洋、松山智一、三浦史朗+宴KAIプロジェクト、八木隆裕、安田泰三(五十音順)
共通パスポート
一般 2,500円(前売り券 2,000円) 学生(大学生・専門学生) 2,000円 (前売り券 1,800円) ※障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)、高校生以下は無料です。 ※会期中にはエリア別1DAYチケットも販売予定です。
主催
認定NPO法人趣都金澤、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
共催
富山県、富山市
後援
石川県、金沢市、JR西日本
委託
令和6年度日本博 2.0 事業(委託型)
Press Images
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貸出用画像1外山和洋《Biophilia; Ephemeral Vase》
2021年
作家蔵
Photo: Ichikawa Shinichi -
貸出用画像2竹俣勇壱展示風景(tayo・石川、2024年)
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貸出用画像3石渡結《Tabula Rasa》2024年
金沢美術工芸大学所蔵 -
貸出用画像4磯谷博史《活性 05》《活性 06》
2023年
個人蔵 -
貸出用画像5三浦史朗+宴KAIプロジェクト《KAI-RO》
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貸出用画像6松山智一《ダブル・ジョバディー!》
2020年K.T. 蔵Courtesy of Matsuyama Studio -
貸出用画像7葉山有樹《双竜》2023年
Photo: Watanabe Osamu -
貸出用画像8伊能一三《へいわののりもの(おんなのこ)》
2017年
個人蔵 -
貸出用画像9岩崎努《嘉来》2024年
作家蔵
Photo: Yashima Ryoko -
貸出用画像10澤田健勝《いつか土にかえるモノ》2020年
作家蔵
Photo: Tibo Dhermy -
貸出用画像11五月女晴佳《蠱》2023年
作家蔵
Photo: Okamura Kichiro -
貸出用画像12安田泰三《モザイク文様鉢》
2022年
個人蔵 -
貸出用画像13© 金沢市
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貸出用画像14川合優《経木の皿》
2016年-
作家蔵 -
貸出用画像15能登のうつわで食べる能登栗のモンブラン
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貸出用画像16宴KAI プロジェクトー淋汗草事ー
Photo: Sakashita Tomohiro -
貸出用画像17久保寛子《やまいぬ》2023年
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貸出用画像18森義隆×富山ガラス工房《「あつまる」ガラスの酒茶器セット》2021年
Photo: Katano Masahiro -
貸出用画像19四代 田辺竹雲斎《Wormhole》2021年
Photo: Katano Masahiro