DIALOGUE Vol. 1
『身体と物質のエスノグラフィー』から始まるDIALOGUE
GO FOR KOGEI DIALOGUESの記念すべき第1回では、第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展と同時期に開催した展覧会『身体と物質のエスノグラフィー―加速社会における遅さと深さ』を出発点に、その実践を多角的に振り返ります。
第1部では、キュレーターの秋元雄史が、展覧会のコンセプトや構成、現地での反応などを交えながら、その全体像をご紹介します。続いて、会場設計を担当した建築家クラパット・ヤントラサストが、ご自身の建築・展示空間の実践を紹介するとともに、歴史的建築であるパラッツォを舞台に、どのような空間体験を構想したのかについてお話しします。その後、両者による対話を通して、キュレーションと建築がどのように交わり、一つの展覧会をかたちづくったのかを振り返るとともに、これからの展覧会や展示空間の可能性について考えます。
第2部では、出展作家である川井雄仁、中田真裕、牟田陽日と、コ・キュレーターの高山健太郎によるパネルディスカッションを行います。ヴェネチアという国際的な芸術の現場での展示を通して得られた経験や、ビエンナーレをはじめとする多様な芸術実践から受けた刺激を共有しながら、「身体」「物質」「制作」をめぐる問いについて議論を深めます。
本セッションは、展覧会を報告する場であると同時に、そこで生まれた問いを次の実践へとひらいていくための最初の対話でもあります。ヴェネチアでの実践を起点として、多様な視点が交差する対話を通じて、人間と物質の関係から芸術をあらためて考える機会となることを目指します。
OVERVIEW
| 日程 | 2026年10月31日(土) |
|---|---|
| 時間 | 15:30-18:00 |
| 会場 | 玄門寺(金沢市東山2-14-33) |
| ゲスト | クラパット・ヤントラサスト、川井雄仁、中田真裕、牟田陽日 |
| モデレーター | 秋元雄史、高山健太郎 |
| 参加費 | 500円(要予約) |
| 定員 | 50名 |
| ご予約 |
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GUEST

クラパット・ヤントラサスト
WHY Architecture 創設者/クリエイティブ・ディレクター
タイ・バンコク生まれ。東京大学大学院にて建築学の修士号・博士号を取得。修了後、建築家・安藤忠雄の側近として約8年間、フォートワース近代美術館をはじめとする欧米の文化施設プロジェクトに携わる。2004年にロサンゼルスにてWHY Architectureを設立。グランド・ラピッズ美術館を皮切りに、近年はルーヴル美術館、メトロポリタン美術館、アメリカ自然史博物館、Dib Bangkok、ノグチ・ミュージアムなど、世界各地の美術館・文化施設の設計を手がけるほか、インド国立博物館「Yuge Yugeen Bharat」の主任建築家を務める。芸術・建築・食・エコロジーを横断する学際的な設計手法で知られ、タイ王国シラパトーン賞を受賞。ヴェネチアで開催した『身体と物質のエスノグラフィー』展では、会場デザインを担当した。

川井雄仁
1984年茨城県生まれ。2007年にチェルシー・カレッジ・オブ・アーツ(BA Hons)を卒業。2018年に茨城県立笠間陶芸大学校研究科卒業。主な展覧会に、個展「神様、もう少しだけ」(KOTARO NUKAGA、2025年)やグループ展「FOOLISH FIRE」(Newchild Gallery・ベルギー、2023年)など。「THE ARMORY SHOW 2024」(ニューヨーク・USA、2024年)や「Frieze Los Angels」(ロサンゼルス・USA、2020年)などにも出展。作品はヴィクトリア&アルバート博物館、LOEWE COLLECTIONなどに収蔵されている。
Photo: cocoro

中田真裕
1982年北海道生まれ。香川県漆芸研究所にて漆芸を学び、2021年に金沢卯辰山工芸工房を修了。近年の主な展覧会に、個展「The Skies Above –中田真裕の蒟醤」(ア・ライトハウス・カナタ、2024年)をはじめ、グループ展「カラーズ – 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」(ポーラ美術館、2024年)や「心象工芸展」(国立工芸館、2024年)などがある。主な受賞歴に「LOEWE FOUNDATION Craft Prize」ファイナリスト(2019年)。ヴィクトリア&アルバート博物館をはじめ国立工芸館、金沢21世紀美術館などに作品が収蔵されている。
Photo: Yu Kadowaki

牟田陽日
1981年東京生まれ。2008年にロンドン大学ゴールドスミスカレッジ(ファインアート科)を卒業し、2012年に石川県立九谷焼技術研修所を卒業。主な展覧会に、個展「眼の器」(銀座 蔦屋書店 Ginza Atrium、2021年)をはじめ、「清州クラフトビエンナーレ」(清州・韓国、2023年)や「GO FOR KOGEI 2021」(大瀧・岡太神社、2021年)などがある。主な受賞歴は、「第11回パラミタ陶芸大賞展」大賞(2016年)。国立工芸館、パラミタミュージアム、能美市九谷焼美術館に作品が収蔵されている。主著に『牟田陽日作品集「美の器」』(芸術新潮社。2020年)がある。
MODERATOR

秋元雄史
GO FOR KOGEI アーティスティックディレクター
東京藝術大学名誉教授、金沢21世紀美術館特任館長、国立台南芸術大学栄誉教授、美術評論家。1955年東京生まれ。東京藝術大学美術学部卒業。1991年から直島のアートプロジェクトに携わる。地中美術館館長(2004–2006年)をはじめ金沢21世紀美術館館長(2007–2017年)、東京藝術大学大学美術館館長・教授(2015–2021年)、練馬区立美術館館長(2017–2023年)を歴任し、2021年から「GO FOR KOGEI」の総合監修・キュレーターを務める。著書に『アート思考』(2019年、プレジデント社)や『芸術の価値とは何か』(2026年、中央公論新社)など。

高山健太郎
GO FOR KOGEI コ・キュレーター/株式会社artness 代表取締役
1982年大阪市生まれ。2004年、公益財団法人福武財団に入社。直島、豊島、犬島の美術館新設や瀬戸内国際芸術祭に携わる。2013年、ディレクターとして文化事業会社ノエチカの創業に参画。工芸の国際化や市場づくりに8年間携わる。コロナ禍を機に、次世代の創造環境を支えることを目指し、2021年に株式会社artnessを創業。主に文化芸術界に特化した日本初のジョブフェア「ART JOB FAIR」、京都で開催する文化の仕事に特化したジョブフェア「CULTURAL JOB FAIR」を手がける。著書に『アートの仕事地図』(クロスメディア・パブリッシング、2026年)
VENUES

D-1
玄門寺
| 住所 | 金沢市東山2-14-33 |
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RESERVATION
DIALOGUESへの参加には、原則として事前予約が必要です。対象プログラムのチケットは、ART PASSよりご予約ください。なお、定員に空きがある場合は、当日会場でのお申し込み・お支払いによる参加も可能です。
NOTICE
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*受付にてART PASSから送られたQRコードを受付にてご提示ください。
*定員に空きがある場合は、当日会場でのお申し込み・お支払いによる参加も可能です。(現金・クレジット・各種バーコード決済に対応)
*各プログラムの内容はやむを得ない理由で変更または中止する場合があります。その際には、ウェブサイトおよびインスタグラムにてお知らせします。
