三浦史朗+大井光太郎(大井)、三角屋、AIR FRAME《KAI-KI》2018年 木、アクリル、スチールパイプ 作家蔵 Photo: Yoshikawa Shinjiro
三浦史朗+村松正晴(M.Produce)、上野和広(NUNO)《KAI-SOU irori》2019年 アルミ無垢材、アクリル板、LED、布、水晶 作家蔵 Photo: Yoshikawa Shinjiro[出展作品]
三浦史朗+小西忠行(小西工務店)、岡田正(美正堂岡田表具店)《KAI-RO》2019年 桧(足場丸太)、杉(足場板) 作家蔵[出展作品] /三浦史朗+嘉戸浩(かみ添)《KAI-SHI》 2019年 唐紙 作家蔵【出展作品】/三浦史朗+中川周士(中川木工芸)《KAI-TOU》 2020年 椹 作家蔵【出展作品】
「KAI 離」は、三浦と大工や木工、紙、竹、アルミなど各素材の職人が実験や実践によって手がけてきた作品を収めている場所である。通常は非公開で、特別に招かれたゲストに食事やお茶を振る舞う場として使用されてきた。つくる人とつかう人の双方の好みを引き出した道具や室礼などを、今回のプロジェクトではじめて広く公開することになる。公開にあたり、三浦は室町時代中期に流行した「淋汗茶湯」から着想された宴席を開く。淋汗茶湯は茶の湯の様式が整う前の茶事と言われ、風呂に入り汗を流し、茶を飲んで、酒宴を行うというもの。今回は草(茶)を軸にした「淋汗草事」として、手軽にお茶を一服できる振る舞いもあれば、入浴や食事を伴う特別な宴も開かれる。
イベント
宴KAIプロジェクト—淋汗草事—
H-3|KAI 離
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