2024.9.14sat - 10.20 sun

TOYAMAKANAZAWA

イベント

サリーナー・サッタポン《Balen (ciaga) I belong》パフォーマンス

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サリーナー・サッタポンさんは、これまでタイの少数民族出身という背景や、日常生活のインスピレーションから作品を制作してきました。社会の目に見えない構造を、鮮やかなインスタレーションやパフォーマンスによって表した作品を手がけ、出品作品は住む場所を追われた際に家財や荷物を持ち運ぶバッグと、工事現場で使用される仮設足場で出来ています。これは、自然災害や感染症、戦争、経済的問題などの要因によって、居場所や故郷となる場所を失った人々の存在を表しており、同時に誰しもが当事者になりえる事をも暗示しています。
この作品の軸となるパフォーマンスを、期間中全4回実施します。

参加作家

サリーナー・サッタポン

Sareena Sattapon

1992年タイ生まれ。2018年にシラパコーン大学大学院美術学部を修了。2022年から東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻(博士後期課程)。近年の主な展示に「In the realm beyond spectrum」(現代芸術振興財団、2024年)、「My spirit will follow you」(EUKARYOTE、2023年)、「Durational space #2」(Lilith Performance Studio・スウェーデン、2023年)などがある。主な受賞歴として「CAF賞2022」最優秀賞(2022年)などがある。

会場情報

岩瀬大町公園〜富山港展望台

岩瀬大町公園(富山市東岩瀬村132)
旧北国街道である大町新川町通りに面した公園。屋根のある休憩スペースが併設されている通りに面した場所には、廻船問屋で栄えた町の象徴として、北前船のブロンズ像があります。

富山港展望台(富山市東岩瀬町海岸通り5)
岩瀬の海沿いに建つ地上約25メートルの展望台。外観は地元の金比羅社の境内にある常夜燈がモデルになっています。約100段のらせん階段を登ると富山港や岩瀬の町並みはもちろん、天候に恵まれれば立山連峰や能登半島まで見渡すことができます。