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今回初めて、三浦史朗さんと工芸の職人が過去に手がけたプロダクトを保管する「KAI 離(かい はなれ)」を一般公開し、室町時代中期に流行した「淋汗茶湯」(りんかんちゃのゆ)から着想された宴席《淋汗草事》(りんかんそうじ)を開催します。「淋汗茶湯」は茶の湯の様式が整う前の茶事と言われ、風呂に入り汗を流し、茶を飲んで、酒宴を行うというものです。今回は草(茶)を軸にした宴席《淋汗草事》と称し、風呂や食事の場を設ける「松」、茶菓子を楽しむ「竹」、お茶をふるまう「草」と3段階で来場者をもてなします。非日常的な空間で設けられる宴席に参加し、飲草・香草・浴草・食草・菓草の体験を通して心身を整え、自らと向き合う時間に身を預けてみませんか。
*「松」を開催する10月12日(土)は、ご予約の方以外はチケットをお持ちでも終日ご入場いただけませんのでご注意ください。
*9月14日(土)10:00-12:00の間は、「竹」を開催するため「草」のふるまいはございません。会場や「竹」の様子はご見学いただけます。