外山和洋 展示 01/4 《Biophilia; Ephemeral Bowl》2021年 銅 国立清州博物館所蔵 Photo: Ichikawa Shinichi[参考作品] 《Biophilia; Ephemeral Vase》2021年 左から銅(硫化)、銀(970)、銅 作家蔵 Photo: Ichikawa Shinichi[出展作品] 《Biophilia; Celestial Shaped Vessel》2022年 銅 作家蔵 Photo: Ichikawa Shinichi[参考作品] 《Biophilia; Ephemeral Vase》2021年 銀(970) 作家蔵 Photo: Ichikawa Shinichi[出展作品] 金属を溶解して、吹き付けたり、独特の鋳造を試みたりして、再構成していく外山の作品の特徴は、無機質な金属がどこか有機的な生命感を持つところにある。そういった金属の変化は「海が大気に変わり、肉体が土に還るような、エネルギーの循環や命の循環と変わらない現象」だと外山は言う。器の形態を大事にしつつ、新しい金属の表現を探究しており、使う素材は鉄やアルミニウム、銅、金などと幅広い。それぞれの特徴を生かしつつ、外山のつくりだす金属のテクスチャーがこれまでにない表面を生み出している。薄く、フラジャイルな金属表面による制作というところも魅力の一つだ。 展示 岩瀬エリア I-8|New An 詳しく見る