⾚⽊明登×⼤⾕桃⼦
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赤木は、伝統的な漆の技法を用いながら、シンプルで洗練されたデザインを特徴とし、日常生活に溶け込む漆器の新しい可能性を探求している。大谷は、陶芸家の家庭に生まれ、伝統的な技法と素材を生かしながら、東南アジアの自然をモチーフに信楽焼の新たな表現を探求している。今回は東山エリアの「KAI」を会場に、「今は亡き数多の工人と共に」をテーマのもと、赤木が蒐集する輪島塗の歴史的資料を軸に、赤木の漆器や大谷の蓮の絵の展示を行う。分業制の輪島塗の歴史や軌跡を辿ると共に、今年1月の地震によって甚大な被害を受けた産地の再生に向けた赤木の思いを表すものとなる。